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【SWIFT・IBANコード】海外送金の手続きに必要な情報まとめ【中継銀行】

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送る場合も受け取る場合も、何かと面倒が多い海外送金。

私も海外から送金してもらうとき、銀行コードや中継銀行など、知らないことが多くて大変困りました。

この記事では、そのときに知ってたら良かった知識をまとめました。

海外送金に必要な銀行情報

国際送金でも国内での送金と同様に、受け取り人の銀行名や口座番号、口座名義人が必要です。
これらに加え、受け取る銀行の国際コードや中継銀行を入力する必要があります。
以上の必要な情報は、送金先銀行の海外送金のページに載っています。

銀行コード

国や銀行を特定するコードですが、面倒なのは、国によって使用しているコード規格が違うことです。

 

海外から日本へ送金する場合、日本の銀行はIBANコードなどの設定がないので、指定する金融機関コードはSWIFTコードだけですが、海外の銀行へ送金する場合、国によってはIBANコードやABAナンバーも記載する必要があります。

 

基本的には、

SWIFTコード:原則必要(アメリカの銀行は必要ない場合が多い)

IBANコードやABAナンバーなど、SWIFTコード以外のコード:国によっては必要

という認識でよいと思います。

 

SWIFTコード (BICコード)

Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication の略。
SWIFTコードはBICコードとも呼ばれ、こちらは Business Identifier Code の略です。
他にも、SWIFT BICと言われることもあります。
8桁か11桁の、アルファベットと数字からなるコードです。

 

ネット銀行に多いですが、SWIFTコードがない銀行もあります。SWIFTコードを持っていない銀行は、国際送金には利用できません。
現時点でイオン銀行やジャパンネット銀行はSWIFTコードが設定されてなく、海外送金には対応していません。
楽天銀行やセブン銀行は、ネット銀行ながら海外送金に対応しています。

IBANコード

International Bank Accont Numberの略で、国・銀行・支店・口座番号の情報を記載したコードです。
ヨーロッパ・中東を中心に使われています。日本やアメリカは採用していません。

 

私は海外の銀行から送金してもらう際、日本にはIBANコードは無いと伝えているのに、受け取り銀行のIBANコードを教えろと何回も言われ、かなりモメたことがあります。

そのときのトラブルは 海外から送金時、IBANコードでめちゃくちゃトラブった話 に書きました。

ABA Routing ナンバー(US Routing ナンバー、Transit ナンバー)

American Banker's Association の略でアメリカ合衆国のみで使われているコードです。SWIFTコードの代わりに使われているので、アメリカの銀行については、SWIFTコードは不要でABAナンバーさえあればいいということが多いようです。

その他

メキシコの CLABE など、上記以外のコードを設定している国もあります。

中継銀行とは

コルレス銀行とも言います。
違う国にある銀行間では、基本的に直接の送金手続きができません。
そこで、国際間の送金ができる中継銀行をいくつか経由して、お金のやり取りをすることになります。
三菱UFJ銀行など、メガバンクが主にその役割を担っています。

 

経由する中継銀行は、使用する銀行によって決まっており、使いたい中継銀行を自分で指定できるわけではありません。
中継銀行の情報の記載については、受け取る側の銀行の海外送金のぺージに記載してあります。
例えば「楽天銀行の海外送金のページ」を見てみると、三井住友銀行が中継銀行に指定されていることが分かります。ここに書いてあるコードを、そのまま使えばいいということです。

 

また、中継銀行の指定が必要ない銀行もあります。
銀行の海外送金のページに、中継銀行の記載がなければ、入力は必要ないということです。
例えば三菱UFJ銀行は中継銀行でもありますので、三菱UFJ銀行で受け取る場合、中継銀行の指定は不要です。
外国送金のお受け取り | 三菱UFJ銀行 にも中継銀行のことは書いてありませんね。

 

さらに、中継銀行が必要でも、中継銀行の情報の入力は必須ではない場合もあります。(参照: 中継銀行の入力は必須ですか? |住信SBIネット銀行 参照)

しかし、このSBIネット銀行のQ&Aにもありますように、中継銀行の記載があった方がスムースに手続きが進みます。

記載の指示があった場合は、サボらずに入力しましょう。