この記事では、面白くて勉強にもなる歴史マンガのオススメを紹介します。
歴史マンガは勉強にも役に立つ
歴史マンガって、ロマンあふれて面白いですよね。
そのうえ、歴史マンガは勉強にもすごく役立ちます。
その理由は２つ。
まず、マンガだとイメージが湧きやすいこと。
教科書だと文字情報がメインなので、イメージがなかなか頭に浮かんでこないですよね。
特に時代がさかのぼればさかのぼるほど、現代とは全然違う世界なので、歴史を身近に感じづらくなってしまいます。
そこでマンガが役に立つわけです。
服装や建物などの絵によって、当時の生活や雰囲気がつかみやすくなります。
2つ目の理由は、マンガだと歴史の流れが分かりやすいことです。
歴史は単なる暗記科目ではなく、どういう経緯でその事件が起こったのかなど、大きな流れをつかむのが大切です。
歴史の教科書では起こった出来事が順番に書かれていますが、マンガでは人物が軸にストーリーが展開されます。
登場人物に感情移入しながらその一生を追えるので、歴史の流れが自然に頭に入ってきますよね。
もちろんマンガなので脚色や創作も多く混じっているので、マンガの知識をそのまま試験で書いてはいけません。
だけど、歴史マンガを読んで、このようなイメージや流れを大まかに掴んでいると、いざ細かいこと勉強してもすぐに吸収することができます。
エンタメとしても楽しめて、勉強の役にも立つマンガを紹介していきます。
オススメの歴史マンガ
おーい！竜馬
勉強も剣術もできない、弱虫で泣いてばかりいた坂本竜馬が、いつしか日本の危機に目覚め、国を救うため奔走する生涯を描いたストーリー。
「尊敬する人は坂本竜馬」という人の9割は『おーい！竜馬』の影響を受けたんじゃないかと思うほど、熱くて泣けるマンガです。
『おーい！竜馬』には、吉田松陰、高杉晋作、西郷隆盛、桂小五郎など、日本を救うために立ち上がった幕末の志士たちがオールスターで出てきます。
彼らとの交流も本作の見どころです。
竜馬は日本を外国の侵略から守るため、非戦派、攘夷派、開国派など様々な立場の人と交わりながら、当時の常識ではありえない壮大な構想を練りだし実行していきます。
こんな激動の時代が、たった150年前の話なんだなと思うと、感慨深いものがありますね。
三国志（横山光輝）
中国の古代史マンガでは『キングダム』が最近大人気ですね。
ですが、物語の壮大さでは三国志も負けてはいません。
三国志は西暦200年頃の話。『キングダム』より200年ほど後の時代です。
三国志は広くエンターテインメント展開されており、ファンも沢山いるので話のネタになることも多いです。
中国史への入り口として三国志は最適です。
一風変わった三国志マンガを読みたいならこちらもオススメです
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史記（久松 文雄）
中国史といえば、史記も有名ですね。
史記は、古代中国の500年間ほどの歴史が書かれた歴史書です。この期間には『キングダム』時代も含まれていますので、秦王政や李信といった『キングダム』の登場人物の元ネタは史記で見られます。
横山光輝著の『史記』は【2021年最新版】面白いのに知識・教養が身につく！ 勉強になるマンガのおすすめまとめで取り上げたので、この記事では久松文雄版の『史記』を紹介しましょう。
久松版史記は横山版史記よりも短くコンパクトなので読みやすいです。
情報量は横山版の方が多いですが、横山版ではあまり触れられていない話（匈奴に捕らわれた後の李陵の話）が久松版には詳しく書かれていて、横山版を読んだ人も楽しめる内容となっています。
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