コーヒー粉を買うのは損です。
買うならコーヒー豆を買うべき。
「自分で挽くなんて面倒」
「コーヒーミルを買わないといけない」
と思っていませんか?
豆のまま買うと確かに少しだけ手間が増えますが、その手間を惜しんでいるとコーヒーの効用が無くなってしまって、もったいないです。
コーヒーの本当の力を引き出すため、粉ではなく豆を買うべき理由を紹介します。
コーヒー粉を買うのは損
気合い入れて仕事頑張るぞってとき、一息ついてリラックスしたいとき、やっぱり手放せないのはコーヒーですよね。
忙しい現代人の必須ドリンクです。
味を求める人なら、インスタントコーヒーや缶コーヒーではなく、コーヒー豆を買って自分でドリップするでしょう。
ドリップの方が断然おいしいですからね。
カルディなどでコーヒー豆を買うと、 豆のまま持って帰るか、その場で挽いてもらって持って帰るかを選べます。
みなさんはどっちを選んでいますか?
なんとなく粉にして貰っている人は、気づかないところで損しているかもしれません。
コーヒー粉はどんどん劣化していく
コーヒーを挽いて粉にすると、表面積が増えるため、劣化のスピードが格段に速くなります。
豆を挽いてから、一週間ぐらいで飲み切った方がよいとされています。
それ以上経つと、どんどん味が落ちて行ってしまいます。
会議用に買った場合など、購入してすぐに全部飲んでしまうならいいですが、個人用のコーヒーの一袋、数日で飲み切りますか?
開封してから2~3週間は飲みますよね.
はっきり言って、僕はコーヒーの味がそれほど分かるわけではありません。
でも、3週間くらい経ったコーヒー粉は、明らかに味が落ちてました。
直後に新しく買ったコーヒーを飲んだとき、違いにびっくりしたぐらいです。
味を求めてドリップコーヒーを淹れているのに、その味が落ちてしまったら本末転倒です。
コーヒーの香りにはリラックス効果や集中力アップ効果がある
コーヒーの香りっていいですよね。
この香りが好きでコーヒーを飲んでいる人も多いと思います。
コーヒーの香りで気分がよくなるのは、気のせいではありません。
実際にリラックス効果や集中力アップ効果があることが、杏林大学医学部の古賀良彦教授によって科学的に検証されています。
全日本コーヒー協会の「香りから生まれる、 「癒し」と「集中力」」によると、 コーヒーの香りを嗅がせて、リラックスしたときにでる脳波(α波)がどれだけでるかを調べました。
さらには、同様にコーヒーの香りを嗅がせ、P300という脳波も測定しました。
この脳波は集中力の指標で、これを測定することで、情報処理能力をはかることができます。
これらの実験の結果、実際にコーヒーにリラックス効果・集中力アップ効果があることのほか、面白いことが分かりました。
リラックス効果をもたらす香りと、情報処理能力を上げる香りが、コーヒーの種類によって変わるのです。
リラックス効果が高いのは、
- ブルーマウンテン
- グアテマラ
- モカマタリ
集中力アップ効果が高いのは
- ブラジルサントス
- マンデリン
- ハワイ・コナ
という結果がでています。
シチュエーションによってコーヒーを使い分けるとより効果的なんですね。
コーヒー粉は香りが飛びやすい
コーヒーの香りには素晴らしい効き目があることが分かりました。
しかし、挽いた豆を買ってしまうと、この効果が台無しです。
粉にしてから何日か経つと香りが飛んでしまうから。
味の劣化に加えて、コーヒーの命である香りも死んでしまっています。
せっかくのリラックス効果・集中力アップ効果がパーです。
確かに、何日か経った粉だと、お湯を注いでもあまり香ってきません。
豆のまま保存しておくと、いざ挽いたときに、いい香りがふわっとただよってきます。
コーヒー豆を買おう
だから、コーヒー粉を買うのは大損なんです。
せっかく買うのだから、劣化しやすい粉ではなく、豆にするべき。
商品価値が全然違います。
僕も昔は店で挽いてもらっていたんですが、今なら絶対にしません。
なぜせっかく買った豆をわざわざ劣化させてもらっていたのかと、当時の自分に逆に聞きたいくらい。
豆を挽くのは面倒? むしろリラックスに最適
コーヒーを豆から淹れるには、毎回飲むたびに自分で豆を挽かなければいけません。
「自分でやるのめんどくさそう。」
「コーヒーくらいさっさと飲みたい。」
実は僕もそう思っていて、ずっと店で豆を挽いてもらっていました。
でも、実際にやってみると、 全然大したことありません。
自力で挽いても、大した時間はかからないんですね。
手動ミルだと、自分でハンドルをグルグル回して豆を挽きますが、1人分だったら1分ぐらいで終わります。
思ったほど手間はかかりません。
お湯を沸かしている間に終わっちゃいますね。
コーヒーミルは高くない
豆を自分で挽くには、新たにコーヒーミルが必要ですが、個人用のコーヒーミルはそんなに高くありません。
自力で挽くのが面倒なら、電動コーヒーミルがいいでしょう。
安ければ2000~3000円くらいで手に入ります。
でも、おすすめは手動コーヒーミルです。
一息つきたいときに、自力で挽くこと自体が気分転換にもなります。
僕が使っているのはこちらの「ポーレックス コーヒーミル ミニ」。
手動ミルの中では値段が高い方ですが、コンパクトで使いやすく、重宝しています。
ハンドルが取り外せるので、収納性が高いのもグッド。
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