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諸君、くらいたまえ

雑記・勉強したことなど

英単語の語源を学ぼう! オススメの本を紹介します

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多くの人にとって英語の勉強の中で一番イヤなのは、おそらく英単語の学習ではないでしょうか。

機械的に暗記しなきゃならない英単語の勉強なんて、全然面白くないですよね。

しかし、一見ただの文字の羅列である英単語にも、成り立ちや歴史などの語源があります。

その語源を知ることで、覚えるのが楽になったり、知らない単語を推測できたりして、語彙の強化に役立ちますし、単語の持っているイメージを感じることができます。

そして何より、英単語の豊穣な世界が見えてきて楽しい!

 

「でもどうやって語源学習をするの?」という方に向けて、僕が読んだ語源に関する本の中でオススメを紹介します。

語源にまつわる面白い話を気軽に読みたいならこれ 

 

 

「語源って面白いの?」

という疑問を持っている人のために、まずは『世にも面白い英語』と『アダムのリンゴ』を紹介します。

これらはエッセイ集なので、体系的な学習には向いていませんし、語源が英語力アップにどう役に立つのかが分かるわけでもないですが、語源って面白いなと思える読みやすい本です。

やっぱり、興味を持つのが一番大事ですからね。

あまり語源に触れたことがない人の入り口としてオススメです。

前に紹介記事を書いたので、こちらをご覧ください:
気軽に読める英語の語源のエッセイ 『世にもおもしろい英語』&『アダムのリンゴ』 

ギリシア・ローマ神話に由来する英語

単語レベルから、警句やことわざに至るまで、英語はギリシア・ローマ神話に強く影響を受けています。
新聞や政治家の演説でも、ギリシア・ローマ神話由来の言葉は頻繁に使われます。
だから、本当に英語を理解したければ、ギリシア・ローマ神話から来た英語を知らなければいけません。

ギリシア・ローマ神話に由来する英語を学びたいときは、こちらの本がおすすめです。

 

神話の神々がどれだけ現代英語に関わっているかを、この本で知ることができます。
もちろんギリシア・ローマ神話のストーリーを知っていればベターですが、本書では物語も説明されているので、ギリシア・ローマ神話の内容を全然知らなくても大丈夫です。

あわせて読みたい

教養としてギリシア・ローマ神話をより知りたい方はこちらもどうぞ。
【西洋における必須の教養】ギリシャ・ローマ神話を楽しく学べる本まとめ

本格的に語源の勉強をして、徹底的に英語を鍛えたい人用

 

『語源の底力』は語源そのものを学べるというよりも、語源を勉強して何がよいのかを知りたい人や語源学習のモチベーションを上げたい人のための本です。

 

語源なんてただのマニアックな知識で、そんなものを覚えてもしょうがない、と思っていませんか?

語源を意識することによって、英単語を覚えやすく忘れにくくするのはもちろん、スペル間違いを減らし、語感を磨いてニュアンスを知り、さらに語法までも正しく使えるようになる。

そんなホンモノの単語力を身に着けようというのがこの本のコンセプトです。

 

語源が語法の役に立つ例として挙げられているのが、「company」という単語。

「company」は日本語では当然「会社」と訳せますが、しかしながら「私は明日会社に行きます」は「I'll go to the company tomorrow」とは訳せません。

なぜなら、「go to」の後には場所がこないといけないのですが、「company」は場所ではないから。

会社がある場所を表しているのではなく、会社組織のことを意味するのが「company」であり、語法としては、「go to」の後に「company」を置くのは間違いなわけです。

 

そして、company=会社組織ということは,単語の語源にも現れています。

「company」は分解すると、

  • com(一緒に、共に)
  • pani(パン)
  • y(集まり)

となり、「一緒にパンを食べる仲間」が「company」のコアの意味になっています。

同じ釜の飯を食った仲間は、場所ではなくむしろ組織に近いですよね。

語源を知っていれば、日本語に引っ張られて語法を間違えてしまうことも減るわけです。

 

このように、1つ1つの単語を突き詰めて、ホンモノの英単語力をつければ、表面上暗記するだけでは手に入らない多くのメリットがある、ということが紹介されています。

語源を鍛えて深い英語力をつけたい人には、ぜひ読んでほしい本です。 

受験にも使える、実際に語源を勉強するための単語張

 

最近めちゃめちゃ売れている、語源から学ぶ英単語張です。
とにかく実際に単語を覚え始めたいという人用で、実用性が高いのが特徴。

 

最大のポイントは、1つ1つの単語に分かりやすい絵がついていること。
しかも、同じ語源の単語には同じテーマのイラストが当てられているので、これが非常に覚えやすいです。

 

例えば「下に」を意味する接頭辞「de~」をまとめている章の中に、「depress」のページがあります。

左ページは、一ページまるまる使った「depress」の説明で、相撲取りが下に(de)押している(press)絵が描かれています。

さらにその右ページには、「press」が使われている単語が紹介されているのですが、これらのイメージ図も、左ページで出てきた相撲取りの絵が使われています。

英単語の語源図鑑

  

たまにかわいい謎キャラも出てきます:

英単語の語源図鑑

 これも、一ページの単語全ての絵が、ぬりかべのようなキャラクターで統一されていますね。

 

同じ語源を持つグループの単語が、共通したテーマの絵でまとめられているので、グループごとの特徴が丸ごとつかめて、語源のイメージがつきやすいですね。

 

続編も出ました。2冊揃えば、実用的な語源の知識の大部分をカバーできます。

圧倒的な知識と教養を身に着けられる事典

 

ただの受験用としては重過ぎる内容だけど、圧倒的な情報量が特徴で、莫大な知識を得たい人にはオススメ。

読み通すのはかなり大変なので、気が向いたときにパラパラとめくって楽しむ本としても最適です。

ページ数は驚異の約450ページ!

とはいえ事典であって辞典ではないですから、短いエッセイや絵・写真もちりばめられていて堅苦しさは全然なく、中身自体は読みやすいです。

連鎖式英単語辞典

 

眺めているだけで、相当な教養が身に着きます。